爆買いはいつになったら回復できるのか?
最近、マルチビザを取得して来日した旅行者の様子は見せられるが、以前通りに団体ツアーで電気製品数件を一気に買い溜めるという爆買い現象は消えてしまった。そのため、日本政府によるインバウンド規制緩和条例を発表して以来、ショッピングモール・航空・ホテルなど観光関連業界で本格的な受け入れ再開に向けた動きが出てきた。
日本政府による令和5年度予算案の観光関連予算では、インバウンド回復へ海外プロモーション強化に120億円増加という。そして、企業側の動向を見ると、下記の図で示した通り、インバウンド規制緩和から1ヶ月、飲食店の半数以上は外国観光客の客足が増加していると回答。
また、対策としては、「海外の予約サイトや旅行メディアなどに店舗情報を掲載」(12.5%)、「Instagramなど店舗SNSで海外のお客様を意識した情報を発信」(7.1%)といった、インバウンドに向けてお早めに手を出した企業は多くなってきたのではないだろうか。下記の図で示した通り、大半の飲食店は「外国人観光客に課題を感じた」と回答。そのため、メニューやホームページ、店舗表記、予約フォーム等外国語表記を考えている企業様もだんだん増えてきただろう。
一方、運輸業、観光業、流通業、人材派遣...これから、百貨店、スーパー等人手不足が深刻な状態なので、あの”爆買い”が戻りつつある中、嬉しいけど悩ましいのは観光地の現状となっている。そのため、一部の有名企業はインバウンド回復のために、中国の人気プラットホーム-小紅書や抖音(tiktok中国版)に注目し、すでにインフルエンサー・マーケティングや、公式アカウントの運営等に着手し始め、弊社にお問合せをした。そうすると、企業の人手不足という課題をある程度解決することはできる見込み。弊社はSNSビッグデータに基づいて、中国において日系ブランドの事情に詳しく、プロフェッショナルなソーシャルエージェンシーで、中国の最先端SNS情報とインフルエンサーマーケティングのサービスを常にお客様に提供する。